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1
20.おれの道づれ
の九十九(つづら)坂たまにゃ屋台のおでん
酒ふたり
飲もうか水いらずおまえだけだよおまえだけおれの道づれ
2
3.昭和舟歌
まなら言えるさありがとう今夜は飲めよ熱い
酒ふたり
の人生たたえよ
3
2.おんな橋
つ渡った堂島川のあゝ浪花のおんな橋コップ
酒ふたり
であけたあれは固(かた)めの盃だったこの縁(えにし)こわさないで下さいとそっと拝んだ道頓堀のあゝ浪花のおんな橋訳(わけ)ありの浮名じゃないか水に流せと鴎がせかす死
4
2.おれの道づれ
の九十九(つづら)坂たまにゃ屋台のおでん
酒ふたり
飲もうか水いらずおまえだけだよおまえだけおれの道づれ
5
1.みぞれ酒
抱かれたあの夜(よ)溶けてゆきますみぞれ
酒ふたり
の小指結ぶのは蜘蛛(くも)の糸だと知っていながらあなたをあなたを愛しすぎてどうしていいかわからないさだめの寒さに流れる涙凍りつきますみぞれ
6
2.寄り添い川
目と目のあたたかさぬくもり注ぎ足すふたり
酒ふたり
酒むかしの嫌なことはみんな忘れますあなたに叱られるから弱いものから泣かされる渡る世間のにごり水あなた私でいいですか生きる望みを重ね合い寄り添い流れるふたり川ふたり
7
74.海峡の宿
のあなたとあゝ一緒ならさしつさされつ契り
酒ふたり
雪国海峡の宿遠くは凪でも近くは時化よ世間の裏やら表やら薄い灯りがあればいい厚い背中があゝあればいい酔ってあなたの腕の中いのち赫々海峡の宿生まれはどうあれ生き方だけ
8
13.昭和舟歌
まなら言えるさありがとう今夜は飲めよ熱い
酒ふたり
の人生たたえよ
9
26.昭和舟歌
まなら言えるさありがとう今夜は飲めよ熱い
酒ふたり
の人生たたえよ
10
67.昭和舟歌
まなら言えるさありがとう今夜は飲めよ熱い
酒ふたり
の人生たたえよ
11
15.海峡の宿
のあなたとあゝ一緒ならさしつさされつ契り
酒ふたり
雪国海峡の宿遠くは凪でも近くは時化よ世間の裏やら表やら薄い灯りがあればいい厚い背中があゝあればいい酔ってあなたの腕の中いのち赫々海峡の宿生まれはどうあれ生き方だけ
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2.海峡の宿
のあなたとあゝ一緒ならさしつさされつ契り
酒ふたり
雪国海峡の宿遠くは凪でも近くは時化よ世間の裏やら表やら薄い灯りがあればいい厚い背中があゝあればいい酔ってあなたの腕の中いのち赫々海峡の宿生まれはどうあれ生き方だけ
13
11.海峡の宿
のあなたとあゝ一緒ならさしつさされつ契り
酒ふたり
雪国海峡の宿遠くは凪でも近くは時化よ世間の裏やら表やら薄い灯りがあればいい厚い背中があゝあればいい酔ってあなたの腕の中いのち赫々海峡の宿生まれはどうあれ生き方だけ
14
1.演歌酒
た酔えばあいつを思いだす雨の夜更けの演歌
酒ふたり
肩よせ飲んでる夜が俺もおまえも幸わせと酔えば津軽の望郷演歌俺が唄えば目を伏せて雪にまみれて咲く花を思いだしてか泣いていた根なし草にはさせたくないと俺はその気でいた
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22.海峡の宿
のあなたとあゝ一緒ならさしつさされつ契り
酒ふたり
雪国海峡の宿遠くは凪でも近くは時化よ世間の裏やら表やら薄い灯りがあればいい厚い背中があゝあればいい酔ってあなたの腕の中いのち赫々海峡の宿生まれはどうあれ生き方だけ
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15.海峡の宿
のあなたとあゝ一緒ならさしつさされつ契り
酒ふたり
雪国海峡の宿遠くは凪でも近くは時化よ世間の裏やら表やら薄い灯りがあればいい厚い背中があゝあればいい酔ってあなたの腕の中いのち赫々海峡の宿生まれはどうあれ生き方だけ
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25.海峡の宿
のあなたとあゝ一緒ならさしつさされつ契り
酒ふたり
雪国海峡の宿遠くは凪でも近くは時化よ世間の裏やら表やら薄い灯りがあればいい厚い背中があゝあればいい酔ってあなたの腕の中いのち赫々海峡の宿生まれはどうあれ生き方だけ
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16.海峡の宿
のあなたとあゝ一緒ならさしつさされつ契り
酒ふたり
雪国海峡の宿遠くは凪でも近くは時化よ世間の裏やら表やら薄い灯りがあればいい厚い背中があゝあればいい酔ってあなたの腕の中いのち赫々海峡の宿生まれはどうあれ生き方だけ
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14.夕映えの宿
す人目しのんで逢う夜はせめてあなたと夢見
酒ふたり
の体の温もりを抱いて抱いて抱いていたいの夕映えの宿鏡の前で湯上りのぬれた哀しいほつれ髮夏の夜空に炎えて散る仕掛け花火のはかなさを淚で見ながら夢を追うあなたあなたあ
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4.紅の酒
から噫(あゝ)…あなた溺れてください紅の
酒ふたり
墜ち行く奈落なら墜ちて行きたい悔やまない離れずに離さずにあの世の果ての果てまでも噫(あゝ)…あなたそそいでください紅の
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8.想い酒
信じたあなたでいてほしい今夜もひとり想い
酒ふたり
で暮らしたこの部屋にあなたを忘れる夜はないああ涙ではたりないこのつらさ変わらぬあなたでいてほしい今夜もひとり想い酒世間の噂に流されて別れた私は馬鹿でしたああ涙では
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1.ここは瀬戸内
寄せ合う夫婦のカモメ下津井港のこのみの地
酒ふたり
のみほす恋みなとここは瀬戸内想い通わす瀬戸大橋の下を行き交う遊覧船が波に寄り添う七島児島頼り待ちます恋みさきここは瀬戸内情けかけたい坂出あかり飛んで行きたい海峡越
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21.流転酒
も不思議じゃないよどうせ別れる…あヽ流転
酒ふたり
して肩寄せて寒い屋台で熱燗飲んで冷えた体を温ため合った旅で拾った夢ものがたりなんで今更あいつのことがやけに気になる…あヽ流転酒おふくろは元気かな北へ流れて港の裏の